子供の頃、007が大好きだった。リバイバルでハマってからショーンコネリー作品は名画座で一通り観たし、ロジャームーアになってからはロードショーで見ていた。原作もサントラも必須。パンクの頃も見に行ってた。しかし、だ。ヒップホップにハマってBURNハリウッドBURNの時代になって、積極的にみる姿勢が薄れていく。それはウルトラマンやセブンが倒していた敵に対して疑問を抱くことと同じであった。東西冷戦の産物である007は言うなれば政府の犬、である。そんな疑問を持ってから、単純な勧善懲悪ではない、という見方になる。自分が今回のNATOのニュースを聞いて一番最初に思い出したのはサンダーボール作戦だ。あの作品はNATOの核搭載の戦闘機をスペクターが盗むことが話の骨子となっている。五輪終わりでロシアが始めた無謀な侵攻はボンドがいたとして止められていたのか、いや、実際いたとしても、ことはそんな単純では無いはず。ボンドの活躍も我々は小説や映画の中で知っているが、実際にその場で暮らしていたとしたら見られないのだから。そんな最中に、昨年の暮れの60の誕生日近くに出来なかったライブイベントを開こうとしている自分がいる。当初は今年の3月になればウィルスも収まっているのでは無いか、という読みがあったが、そんなことは全くなく、マンボーとやらもイベント前日まで延長された。本の出版に合わせた企画で、今回の対談に収録された人たちや10代の自分が影響を受けた方々やニューウェーブ時代の仲間、ヒップホップにはまるきっかけとなった人、友人、後輩、そして最近知ったバンドに声をかけ、自分らしいパーティを企画したが、当初のお祝いムードは今のところ、無い。パーティと言っても社交的なそれでは無い。集会だ。
平日の夜、コロナの終息もまだ、のところに加えての、、、
1日も早くロシアの侵攻が終わることを願う。
今回のイベント、
もし、収益がでたら、全て今回の侵攻で被った方面に役立てるようにしたい。
FAITH&HOPE&CHARITY。
ライブ詳細は下記リンクから。
追加情報。
入場者の先着100名に自分が今回のイベントに向けて作成したミックスCDRをプレゼント。
書籍、先行販売。
UNDERCOVER制作Tシャツ、限定販売。
さらに
会場では今回の本のデザインを手がけてくれた河村康輔によるライブコラージュ
IN THE FLESH by Kosuke Kawamuraを。
そして
DJでは須永辰緒が参加。
以下詳細。
LIVE ART 河村康輔
MC 高木完
DJ COMPUMA、須永辰緒、砂原良徳
SHOT LIVE 中原昌也xZeebra、スチャダラパー
LIVE
立花ハジメ&高木完
ラブホテル(NEKO、エリー、イルミ) featuring ブラボー小松、中原信雄、高木完&戸川純
LUNASUN(近田春夫&OMB)
いとうせいこう is the poet(いとうせいこう、Watusi、會田茂一、佐野康夫、龍山一平、コバヤシケン、こぼりまりえ、DUB MASTER X)
高木完&RECK(フリクション)シュガー吉永(バッファロードーター、メタルチックス)吉村由加(メタルチックス)
ヤン冨田&高木完、いとうせいこう
現場でお待ちしています!
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